 「生姜紅茶ダイエット」
生姜の持つダイエット効果や美容効果が注目され、『生姜力 』（著：石原結實/主婦と生活社）、『しょうがで冷えとり 』（著：浜内千波/河出書房新社）というような生姜系のダイエット本が何冊も出版されています。
その中で「生姜紅茶ダイエット方法」は、簡単に飲めて体を温めると同時に発汗作用や利尿効果を高め、更に新陳代謝を高めることでリバウンドしにくい体質にもなるダイエット方法として紹介されています。
生姜紅茶で痩せる理由は、体を内側から温めることで痩せやすい体質にすることができるというところにあります。
一般的に痩せない主な原因には、「基礎代謝の低下」「むくみ」「老廃物の蓄積」といった要因が絡んでいると考えられています。
特に現代の日本人は老若男女に係わらず低体温の人が増えているそうで、体温が1度下がると代謝は約12％、免疫力は約30％も低下すると言われています。
注目すべきは代謝が12%低下すると1日の消費エネルギーが200〜500kcal減るということです。
これがダイエットの大敵と考えられるわけです。
また下半身太りで悩む女性は、冷えからくる「むくみ」が原因であると言われています。
体温が低いと代謝が悪くなり、その結果余分な水分が溜まり「むくみ」を招く結果につながりやすくなります。
一方「紅茶」にも体の中で熱を作る作用があります。
したがって「生姜」と「紅茶」の二つの作用を相乗的に高めることができれば、代謝を更にアップさせることが可能になり、効果的な食べるダイエット方法が完成します。
また「生姜」と「紅茶」には利尿効果もあるので、余分な水分や老廃物の排泄を促すことも期待できます。
生姜に含まれるダイエット成分と効果 「生姜」の入った料理を食べたり飲んだりして、身体の中がポカポカと温かくなってきたという経験は誰にでもあると思います。
これは「生姜」に含まれるジンゲロールやショウガオールという成分が血行を良くして身体を温めてくれるからです。
身体が温まれば新陳代謝も活発になるため、ダイエットにも大いに役立つことがわかっています。
■ジンゲロール＆ショウガオールで体温アップ
「ジンゲロール」「ショウガオール」は生姜に含まれる辛味成分で、血管を拡張する作用があります。
生姜を食べると毛細血管が拡張して体のすみずみにまで血液が行き渡り、その結果体温が上がり脂肪が燃えやすくなってダイエットに結びつきます。
■痩せホルモンの減少を抑えるアディポネクチン
生姜に含まれる「ジンゲロール」は、ダイエットにも関係する「アディポネクチン」の減少を抑える効果があると言われています。
「アディポネクチン」は血中の中性脂肪値を下げたり、血糖値を調整したりする作用があると言われています。
そのため、多く分泌されるほど太りにくいとされているので、別名痩せホルモンとも言われています。
■温めパワーで内臓機能がアップ
血管が拡張し血液循環がよくなると、胃や腸などの働きも活発になります。
特に大腸の蠕動運動が活発になると便通もよくなり余分なものを溜め込まない体になるので、気になるお腹のポッコリも解消できます。
|
